【10月24日 CGTN Japanese】中国中部の湖北省宜昌市にある三峡ダムのダム前水位は20日午後1時に175メートルに達しました。これにより、今年の三峡ダムの貯水目標は順調に達成されました。長江流域で共同調整に組み込まれた制御性ダム53基の死水域以上貯水量は1069億立方メートルに達し、12年に長江流域ダム群の共同調整が実施されて以来、貯水量が初めて1000億立方メートルを超えました。

 175メートルは三峡ダムの正常な貯水位であり、三峡プロジェクトの総合的な効果の発揮を保障する重要な条件でもあります。三峡ダムプロジェクトは10年から21年まで12年連続で175メートルの貯水目標を達成しましたが、22年は長江流域が1961年以降で最も厳しい夏・秋連続干ばつに見舞われ、7月から10月までの三峡ダムの入庫水量はそれぞれ1877年以降の最少記録を更新し、三峡ダムの増水期末期の水位は160.04メートルにとどまりました。

 三峡ダムは今年9月10日、本格的な貯水を開始し、水位は前年同期より3.68メートル高く、後期の貯水圧力を大幅に軽減しました。10月20日現在、共同調整に組み込まれた長江流域の制御性ダム53基の死水域以上貯水量は前年同期より364億立方メートル多い1069億立方メートルで、今冬と来春の渇水期の水の補給を有効に保障しています。

 三峡ダムは毎年、増水期末期に貯水を開始し、渇水期から翌年の増水期前に徐々に放水し、なくなるまで全部放水します。増水期に水を蓄え渇水期に補うよう調整し、その年の冬と翌年の春における長江流域の水上運輸、給水、エコ、発電などの需要を力強く保障します。三峡ダムプロジェクトは22年12月時点で長江中下流に累計3300億立方メートル超の水を補給しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News