【10月24日 AFP】米アラスカ航空(Alaska Airlines)はこのほど、旅客機のコックピット内に乗り合わせていた非番のパイロットが、飛行中にエンジンを止めようとしたと明らかにした。このパイロットは殺人未遂の容疑などで訴追されたという。

 アラスカ航空の発表によると、事件は22日、傘下のホライゾン航空(Horizon Air)の運航するエンブラエル(Embraer)175型機で発生した。同機は乗客80人を乗せ、ワシントン州エバレット(Everett)からサンフランシスコに向かっていた。

 事件発生後、問題の航空機は目的地を変更し、オレゴン州ポートランド(Portland)に無事着陸した。

 アラスカ航空によると、非番のパイロットは操縦室のジャンプシートと呼ばれる補助席に座っていた。エンジンを停止させようとしたが、機長らが素早く対応し、エンジン出力は失われず、旅客機に影響はなかったという。

 アラスカ航空は非番のパイロットの詳細は公表していない。だが、ポートランドのマルトノマ(Multnomah)郡保安官事務所は23日、ジョセフ・エマーソン(Joseph Emerson)容疑者(44)を83人に対する殺人未遂、無謀な危険行為、航空機を危険にさらした容疑で訴追している。

 非番のパイロットがジャンプシートで移動することは、多くの航空会社で一般的に行われている。(c)AFP