【10月23日 CGTN Japanese】障害者スポーツの祭典・第4回アジアパラ競技大会が中国東部の浙江省杭州で22日夜に開幕します。今回の聖火リレーでは、スマート盲導犬が初めて登場し、身障者ランナーに伴走したことも話題となりました。

 10月19日、淳安駅では聖火リレーの第13走者を務める蔡瓊卉さんに注目が集まりました。視覚障害がある彼女の伴走をしたのはボランティアではなく、スマート盲導犬だったからです。スマート盲導犬は蔡さんを目的地まで安全に誘導しました。

 関係者によりますと、このスマート盲導犬は産業用四足歩行ロボットを改造したもので、様々な道路状況への対応が可能であり、大きな耐荷重があり、先進的なレーダーと視覚技術を備え、高精度の環境認識とナビゲーション能力を実現できます。スマート盲導犬のアップグレートと改造プロセスでは、身障者のニーズも十分に考慮されたとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News