ユーベが10人のミラン下す ロカテッリが古巣から涙のV弾
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【10月23日 AFP】23-24イタリア・セリエAは22日、第9節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はマヌエル・ロカテッリ(Manuel Locatelli)のゴールでACミラン(AC Milan)を1-0で下した。
63分、ロカテッリが遠目から放ったシュートがラデ・クルニッチ(Rade Krunic)に当たり、大きくコースが変わってゴールとなった。前半に退場者を出して1人少ないミランからユベントスはそのまま逃げ切り、勝利を収めた。
ロカテッリにとって、ミランはユース時代から所属していた古巣で、7年前の同じ日には逆にユベントス戦で決勝ゴールを挙げていた。試合終了直後には満員のサン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で涙を流した。
ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」とのインタビューでは「ここでのプレーはいつだって特別」と話し、「違う道を進むことになり、今は自分がプレーすべきチームのためにプレーしている。自分のゴールで勝てたのは信じられない。本当に感極まった」と喜んだ。
勝利したユベントスは3位のまま順位は変わらなかったが、首位インテル(Inter Milan)と2ポイント差、インテルに首位を明け渡したミランと1ポイント差とした。
ASローマ(AS Roma)は、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)のゴールでACモンツァ(AC Monza)を1-0で下して3連勝。4位フィオレンティーナ(Fiorentina)、5位ナポリ(SSC Napoli)と勝ち点3差の7位に浮上した。
アタランタ(Atalanta)はジェノア(Genoa CFC)を2-0で退け、ローマと2ポイント差の6位を守った。(c)AFP/Terry DALEY