【10月23日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は22日、西側主要5か国の首脳と、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の軍事衝突をめぐり協議した。ホワイトハウス(White House)が発表した。

 協議に参加したのはジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)加首相、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領、オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)独首相、ジョルジャ・メローニ(Giorgia Meloni)伊首相、リシ・スナク(Rishi Sunak)英首相の5首脳。

 ホワイトハウスによると、各国首脳は「イスラエル、および同国の対テロ自衛権への支持を重ねて表明」するとともに、「民間人の保護を含む国際人道法の順守」の必要性で一致。また、特にパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)からの退避を希望する自国民への対応について話し合った。

 さらに、「(ガザ地区での)食料や水、医療など人道上のニーズを満たすために必要な支援に安全かつ継続的にアクセスできるよう」調整に努め、「紛争拡大を防いで中東の安定を維持し、政治的解決と永続的な和平に向けて取り組む」ため外交面での連携を強化することで合意した。(c)AFP