【10⽉20⽇ Peopleʼs Daily】第3回「一帯一路(Belt and Road)」国際協力サミットフォーラムが17日から18日にかけて北京市内で開催された。テーマは「『一帯一路』の質の高い共同建設、手を携えて共同発展と繁栄を実現」だった。

「一帯一路」共同建設が提唱された時期には、国際金融危機の深い影響が絶えず現れ、国際社会は新たな世界経済の成長サイクルを切り開くという共通の課題に直面していた。貿易と投資が低迷し、経済のグローバル化が阻害され、発展の不均衡が深刻化していった時期でもあった。

 習近平(Xi Jinping)国家主席は「『一帯一路』建設はわれわれの共同発展への追求を担っており、各国が発展のボトルネックを打破し、発展の格差を縮小し、発展の成果を共有し、苦楽を共にし、運命をつなぐ発展共同体を構築することを助ける」と述べた。

「一帯一路」共同建設は発展戦略の連結を通じて、経済の大融合、発展の大連動、成果の大共有が実現し、世界経済の回復に原動力を注入してきた。世界銀行(World Bank)は2019年6月に発表した研究報告で、「一帯一路」共同建設を全面実施することで、3200万人が1日平均の生活費が3.2ドル(約480円)以下の中程度の貧困状態から脱却し、世界の貿易が6.2%増加し、世界の所得が2.9%増加すると指摘した。

 一部の発展途上国と低開発国は経済グローバル化の流れの中で「忘れられた一角」になった。国際社会は伝統的なグローバル経済ガバナンスモデルを変革し、公平で包摂的なグローバル発展の新理念を打ち立てなければならないことをますます認識している。「一帯一路」の共同建設は政策の意思疎通、施設の連結、貿易の円滑化、資金の融通、民心の通じ合いに立脚し、陸海空およびインターネットの相互連結を推進し、質が高く、持続可能で、リスクに抗し、価格が合理的で、受け入れ可能なインフラを建設し、生産要素の秩序ある流動、資源の効率的な配置、市場の深い融合を促進し、より多くの国がグローバルサプライチェーン、産業チェーン、バリューチェーンによりよく溶け込むのを助け、経済グローバル化の健全な発展を推進し、開放型世界経済を構築するために有効だ。

 多くの国にとって、「一帯一路」共同建設がもたらす発展のチャンスはかつてないものだ。世界最大の内陸国カザフスタンは「海への出口」を見出したことで勇気づけられ、クロアチアではペリェシャツ橋の開通日に盛大な祝賀イベントが開催され、マダガスカルのアンドリー・ラジョエリナ(Andry Rajoelina)大統領は国道5A整備プロジェクトの開通式に出席した際に民衆と共に「ぬかるみよ、さらば!」と叫んだ。

「一帯一路」共同建設がもたらしたのは新型の経済グローバル化であり、新型のグローバル経済ガバナンスモデルだ。ドイツ元大統領で国際通貨基金(IMF)の元専務理事であるホルスト・ケーラー(Horst Koehler)氏は、「一帯一路」共同建設イニシアチブは時節に非常に合っており、より良い経済グローバル化のベンチマークだと評価した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News