【10月22日 CGTN Japanese】価格に敏感で倹約家であることは中国の高齢者によく見られるレッテルの一つです。そのため、シニア層を主なユーザー層とする商品やサービスの多くは、比較的コストパフォーマンスが高いです。しかし、実際には、「最近の若者はスマートフォンの買い替えをしなくなった」「若者の貯蓄意欲が高まっている」など、高齢者だけでなく、コスパ重視の若者も多くなっています。そこで、フードデリバリーがますます高額になる中、「肉料理と野菜料理それぞれ1品でわずか10元(約200円)」を掲げる高齢者食堂が若者の「節約のコツ」となっています。また、旅行をしたい低所得の若者にとっては、お得な高齢者向けツアーが良い選択肢になっています。高齢者向け大学の「1学期100元台で学べる声楽、ダンス」などのカリキュラムも若者にとって非常に魅力的だということです。

 若者の間で流行している高齢者向けサービスに便乗した「シルバー便乗型消費」は異なる年齢層の消費者が似たような消費行動を示しているように見えますが、実際には年齢層を超えたコンセンサスが働いているのです。コスパ重視だけでなく、シンプルで快適かつヘルシーなライフスタイルへのこだわりを表しています。

 専門家は、「現在、多くの若者はスローライフに憧れている。高齢者と一緒に絵を描いたり、歌を歌ったり、高齢者と触れ合うことで、双方が抱えている孤独感を大いに改善することができる。両者が年齢を超えた固定構造を構築することができ、世代間ギャップの解消にもプラスとなる」との見方を示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News