【10月19日 CGTN Japanese】中国民政部はこのほど「2022年民政事業発展統計公報」を発表しました。それによりますと、中国の2022年の結婚登録件数は前年比10.6%減の約683万5000組で、結婚率は1000人当たり4.8人で、前年比0.6パーミル減少しました。結婚登録件数で見ると、2013年に約1346万9000組のピークに達してから、9年連続で減少し、2022年は700万組の大台を割り込み、ピーク時に比べてほぼ半減しました。
人口の出生率で見ると、2022年中国の出生者数は1000万人を下回り、956万人にとどまりました。

 結婚件数も出生者数も減少しているすう勢から、多くの社会問題が垣間見えます。例えば、結婚せず、子どもも産まない傾向が広がっています。そして、結婚率が下がる一方、離婚率は徐々に上がっています。中国の離婚登録件数は1987年の58万組から、2020年には373万組に増えています。また、結婚しない独身者が大幅に増加しています。

 さらに、人口の男女比が深刻化し、結婚したくても、ふさわしい配偶者を見つけることが難しくなっています。2020年には、中国では男性人口が女性人口より3490万人も多く、とりわけ2000年以降に生まれた世代の男女比は女性100人に対して男性119人となっており、男性が女性より1300万人近く多い状態です。また1990年代生まれの男女比は女性100人に対して男性110人で、男性は女性より900万人多い状況です。若い男性と若い女性がどちらも独身状態でいることが中国の人口構成の新しい傾向になりつつあると懸念されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News