【10月22日 CGTN Japanese】中国における自動車企業の9月の販売台数ランキングが激しく入れ替わりました。

　中国乗用車協会（CPCA）がこのほど発表したデータによると、9月の自動車企業の中国販売台数上位10社のうち、合弁企業はフォルクスワーゲン（VW）の合弁会社である一汽VWと上汽VW、米ゼネラル・モーターズ（GM）の合弁会社である上汽GM、広汽トヨタの4社が残るだけで、その他はすべて中国系企業でした。

　また、上位5社のうち4社は中国系企業の比亜迪（BYD）、奇瑞汽車、吉利汽車、長安汽車でした。上位10社に入った中国系企業の9月の販売台数は前年同期比でいずれも2桁の増加を示しているのに対し、合弁企業はおおむね前年同期比で下落しています。

　これまで長い間、上汽VW、一汽VW、上汽GMは自動車産業トップ3を独占していました。しかし、昨年から状況が変化し、現在ではかつてのトップ3のうちの一汽VWだけが残り、ほかの2社はトップ5すら入っておらず、一方で、日系車も広汽トヨタだけがトップ10に残りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News