【10月18日 CGTN Japanese】中国北東部にある黒竜江省黒河市ではこのところ、大勢のロシア人が国境の黒竜江を渡ってやってきて、朝食を買ったり、朝市でのショッピングを楽しんだりしています。多くの露店は中国語のほかにもロシア語の看板を用意して、ロシア人買い物客に便宜を図っています。

 中国とロシアは友好的協議を経て、9月21日に黒河市への団体観光客のビザ相互免除措置を再開しました。船に乗れば、わずか7分で両国を行き来することができます。

 黒河市は黒竜江省の北部に位置する国境沿いの町です。黒竜江の対岸はロシアのアムール州の州都であるブラゴヴェシチェンスク市であるため、両市は国境線にある「双子都市」とも呼ばれています。黒河市の地元住民は、朝市をぶらつくロシア人の姿に慣れています。35歳の黒河市住民の範さんは、「物心がついた時から、地元の市場はロシア人に喜ばれていた。コロナの影響でここ何年かは、黒河を訪れるロシア人の数が大幅に減った。今年9月のビザ相互免除措置の再開に伴い、外国人が市で買い物する賑やかな様子が再び見られるようになった。歯科医院も大人気だ。ロシア人観光客の多くは歯の治療のためにやってくる。ロシアでは歯の治療が高額だからだ」と語りました。

 黒河市の旅行会社の責任者である李さんは、「ビザの免除対象は個人ではなく、団体観光客だ。前日に予約すれば、ツアー客として出国できる。黒河からブラゴヴェシチェンスク市行きの観光ツアーは1泊2日で、一人880元(約1万8000円)だ。この料金には交通費、景勝地の入場料、宿泊費が含まれる」と説明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News