中国の屋根付き橋保護計画 浙江省で発足
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【10月18日 CGTN Japanese】中国国家文物局の主導による屋根付き橋保護3か年行動計画のキックオフイベントが17日、東部の浙江省温州市泰順県で行われ、今年5月に発表された「屋根付き橋保護3か年行動計画」に基づき、屋根付き橋の研究と利用の体系的な強化を模索しました。
中国古代の橋の中でよく見られるのが石造アーチ橋や石畳の橋ですが、屋根やその他の建築物で橋体を覆う屋根付き橋もあります。屋根付き橋は、中国の文化財の中でも特色あるカテゴリーの一つで、周辺の山や川、田園風景、古村落、街並みなどと一体化し、地元社会の公共生活と文化・伝統を垣間見ることのできる重要な場所であることから、その保護は歴史を受け継ぎ、地域おこしを促す重点となっています。
中国の重点文化財保護対象には、138基の屋根付き橋が含まれ、全国13省・自治区に分布しています。中でも、浙江省泰順県は、中国の屋根付き橋のふるさととも呼ばれています。県内に保存されている32基の屋根付き橋のうち15基は全国重点文化財保護対象に指定されるなど、中国で古い屋根付き橋が最も多く保存され、最も特色のある地域の一つです。特に泰順県泗渓鎮にある北澗橋は、世界で最も美しい屋根付き橋と称されています。
屋根付き橋保護3か年行動計画には、屋根付き橋の特別調査の実施や屋根付き橋の文化財保護システムの健全化、保存状況と周辺環境の改善、重点橋周辺の消防施設の設置、リスク回避と緊急時対応能力の向上などが盛り込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News