【10月18日 CGTN Japanese】G1137号高速列車が17日午後、インドネシア・ジャカルタのハリム駅を出発しました。これにより、ジャカルタ・バンドン高速鉄道が正式に開通しました。全長142.3キロメートル、最高時速350キロで、中国の技術と中国の標準を採用しています。

 また、ジャカルタ・バンドン高速鉄道は東南アジア初の高速鉄道であり、中国の「一帯一路」イニシアチブとインドネシアの「グローバル・マリーン・ピボット」構想を連動させるプロジェクトでもあります。車両は中国企業によって設計・製造され、インドネシアの運行環境と路線条件に合わせ、現地の文化を融合させています。各列車は8両編成で、VIP、1等、2等座席があり、総定員は601人で、障害者用トイレ、点字案内標識などのバリアフリー設備や自動販売機、コーヒーメーカー、電子レンジなどの設備が完備しています。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道の正式開通・運行後は、ジャカルタとバンドン間の所要時間が46分に短縮され、同地域の経済・社会発展に新たな弾みがつくと期待されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News