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【10月17日 KOREA WAVE】韓国で最近3年間に、喫煙関連の疾患にかかった10代以下の女性が約5倍に急増したことがわかった。飲酒関連も1.5倍だ。しかし、政府の来年度予算案では禁煙・禁酒教育の事業予算が大幅に縮小されている。

国民健康保険公団の資料によると、喫煙関連疾病の10代以下の女性患者数は2020年に1449人だったが、2022年には約5倍の7389人になった。飲酒関連疾病は4595人から52%増の6986人だった。

一方、同年代の男性は、喫煙関連が2020年1666人から2022年2112人へと26.8%の増加にとどまった。飲酒関連は2020年3289人から2597人と21%減少した。

喫煙関連疾病は▽呼吸器結核▽喉頭がん▽気管支や肺がん――などで、飲酒関連疾病は▽精神活性物質使用による精神や行動障害▽アルコールによる神経系統の変性▽アルコール性多発神経病症▽アルコール性慢性すい炎――などだ。

年齢別喫煙や飲酒関連疾病患者のうち、女性が圧倒的に多いのは10代だけだった。喫煙関連の患者数は10代で女性が多かった、20代では男女が似たような水準を示し、30代からは男性が急激に多くなっていた。飲酒も傾向は同じだ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News