ロシア、シリア難民キャンプから子ども34人引き取り
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【10月16日 AFP】ロシアのマリア・リボワ・ベロワ(Maria Lvova-Belova)大統領全権代表(子どもの権利担当)は15日、シリア国内の難民キャンプから子ども34人を引き取ったと発表した。自国出身のジハーディスト(イスラム聖戦主義者)の子どもたちを帰還させる取り組みの一環だと説明している。
ロシアは2015年、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権を支援するためシリア内戦に介入。イスラム教徒が多数を占めるロシア国内の共和国出身者を中心に、戦闘員がシリアに渡航した。
シリアの難民キャンプには、その戦闘員の子どもたちが残されているが、正確な数は不明。ロシア当局は何年もかけて子どもたちの帰還を進めているものの、最近はその活動に遅れが出ている。
リボワ・ベロワ氏はソーシャルメディアで、「シリアから子ども34人を帰還させた」と明らかにした。この発表によると、帰還した子どもたちは、ユーフラテス(Euphrates)地方の難民キャンプで生活していた4~16歳。今後さらに150人をシリアから帰還させる計画だという。
リボワ・ベロワ氏に対しては、ウクライナからロシアに子どもを強制的に連れ去ったとして、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出されているが、同氏は違法連行の事実はないと否定している。(c)AFP
