【10月16日 AFP】ロシア検疫当局は16日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出をめぐり、全ての日本産水産物の輸入を停止する方針を発表した。中国に同調した形だ。

 ロシアの連邦動植物検疫監督局(ロスセリホズナドゾル、Rosselkhoznadzor)は、「予防措置」として「2023年10月16日から、中国が行っている日本産水産物の輸入の一時制限措置に加わる」と明らかにした。

 同局は今回の措置について、「水産物の安全を確認するのに必要となる包括的な情報が用意されるまで」適用を継続するとしている。(c)AFP