ソウルの卸売商店(c)news1
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【10月16日 KOREA WAVE】韓国で外食価格が値上がりしている。年明けから続いた全体的な食べ物の価格引き上げに外食まで加わり、消費者の負担がいっそう重くなりそうだ。

統計庁国家統計ポータルによると、先月の消費者物価指数は112.99(2020年を100とした指数)で、前年同月比3.7%上昇した。前月の3.4%に続いて2カ月連続で上昇幅が拡大した。

消費者物価は今年1月(5.2%)のピークの後、7月まで毎月下落したが、8月から再び上昇傾向を見せている。

そんな中、外食物価上昇率は4.9%で全体平均より1.2ポイント高く、2021年6月以降28カ月連続で平均を上回った。

特に外食部門で39品目のうち31品目の物価上昇率が平均を上回った。

物価上昇率が最も高かった外食品目はピザの12.3%。これに▽鴨肉(外食)7.3%▽社内・大学食堂などでの食事費7.0%▽おかゆ(外食)6.9%▽冷麺6.9%▽ジャージャー麺6.8%▽弁当6.8%▽キムパプ6.6%――などが続いた。

逆に物価上昇率の平均を下回った品目は▽コーヒー(外食)(1.2%)▽ステーキ(3.1%)▽スパゲッティ(3.1%)――など8品目だった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News