【10月15日 AFP】サッカー国際親善試合が14日、米コネティカット州のプラット・アンド・ホイットニー・スタジアム(Pratt & Whitney Stadium)で行われ、ユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)新監督が就任したドイツが3-1で米国に快勝し、新体制の白星スタートを切った。

 ドイツは9月の親善試合で日本にホームで1-4の大敗を喫し、5試合未勝利となったハンジ・フリック(Hansi Flick)前監督が解任されたが、そこから大きくパフォーマンスを改善したところを見せた。

 27分に米国のクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)に先制点を許したが、これで目を覚ましたのか、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)のゴールで前半のうちに追いつくと、後半のニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)の得点で逆転し、ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が3点目を決めた。

 ナーゲルスマン監督は「スピードのある好チームを相手に、サッカーの面で非常に良い一歩を踏み出せた」と話し、急ぎすぎだった前半と比べて「後半は素早いプレーを保ちながら、我慢強くコントロールできた。そこが違いになった」と評価した。

 ドイツはこの後17日にメキシコと、米国はガーナと対戦する。(c)AFP