ハマス、イスラエルのガザ退避通告に反発 「断固残る」
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【10月13日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)は13日、イスラエル軍が同地区北部の住民110万人に退避を通告したことに反発した。イスラエル側は、地上侵攻も辞さない姿勢を強めている。
ハマスは声明で、「パレスチナ人は、占領者(イスラエル)の指導部の脅しと、家を出て南部またはエジプトに退避するよう求める通告を拒否する」「われわれは断固、自分の土地、自分の家、自分の街に残る。避難はない」と明言した。
国連(UN)は、24時間以内に北部からの退避を求めるイスラエル側からの通告は「悲惨な状況」が発生するリスクがあると指摘した。(c)AFP