【10月12日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のリオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)監督は11日、練習では「調子が良さそう」だったものの、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が12日に行われる2026年W杯北中米大会(2026 World Cup)南米予選のパラグアイ戦を欠場する可能性を示唆した。

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)に所属するメッシは、7日のリーグ戦で後半途中から出場してけがからの復帰を果たし、代表チームに合流した。メッシは9月の代表戦で負傷し、同月3日以降クラブではわずかに37分しかプレーしていなかった。

 スカローニ監督は「まだあと1回トレーニングが残っているが、その1回が彼にとって重要だ。話し合って、先発できると確信できなければならない。彼は調子が良さそうだった」と述べた。

 また指揮官は、17日のペルー戦も考慮する必要があるとし、「もし彼がプレーに適さないとしても、誰が出ても同じようにプレーできるという点で冷静にはなれる。それが大事だ」と続けた。

 メッシが出場できない場合、スカローニ監督にはフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)とラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の2トップという選択肢もある。

 今予選でアルゼンチンは開幕2連勝を飾っており、ブラジルと勝ち点6で並んでいる。(c)AFP