シェルトンがシナー破り8強、上海マスターズは番狂わせ続く
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【10月11日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(Rolex Shanghai Masters 2023)は10日、シングルス4回戦が行われ、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)で準決勝に勝ち進んだベン・シェルトン(Ben Shelton、米国)は、2-6、6-3、7-6(7-5)で大会第6シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を下し、8強入りを決めた。
第19シードのシェルトンは1セットダウンから巻き返し、キャリアでも最大の白星の一つになる勝利を挙げ、準々決勝ではセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)との対戦が決まった。第26シードのコルダは7-5、7-6(8-6)で第20シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)を退けている。
今大会は驚きの結果が続いているが、この日も世界ランク91位のファビアン・マロジャン(Fabian Marozsan、ハンガリー)が、第8シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)に7-6(7-3)、3-6、6-4で勝利するという番狂わせが起きた。
新型コロナウイルスの影響で開催が中断していたものの、今年から4年ぶりに復活した上海マスターズでは、第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)や第3シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)、第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)がすでに敗退している。
少し遅れたものの自らの誕生日を祝う勝利を飾ったマロジャンは、次戦で第16シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と対戦する。ホルカシュは地元中国の張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン)との深夜に及んだ一戦を7-6(8-6)、4-6、7-6(7-4)で制し、なんとか敗退を免れた。(c)AFP