【10月10日 AFP】カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)は9日、元ブラジル代表指揮官のチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)氏が新監督に就任すると発表した。

 フラメンゴは約2週間前、ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督を就任からわずか5か月で解任していた。

 サンパオリ前監督の下でフラメンゴは、リベルタドーレス杯(Copa Libertadores 2023)の決勝トーナメント初戦で敗退すると、ブラジル杯(Copa do Brasil 2023)決勝でも敗れていた。今季のリーグ戦では現在、首位ボタフォゴFR(Botafogo FR)と勝ち点11差の5位につけている。

 チッチ氏は2016年にブラジル代表監督に就任し、81試合で60勝15分6敗の戦績を記録した。2019年のコパ・アメリカ(2019 Copa America)では優勝を飾ったものの、W杯ロシア大会(2018 World Cup)とW杯カタール大会(2022 World Cup)ではともに準々決勝で敗退。カタール大会でクロアチアに敗れた直後に退任を表明した。(c)AFP