【10月6日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)は5日、グループステージ第2節の試合が各地で行われ、E組のリバプール(Liverpool FC、イングランド)はユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise、ベルギー)に2-0で勝利。B組のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC、イングランド)はオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille、フランス)と2-2で引き分けた。

 ホームのリバプールは、トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)のシュートのこぼれ球に詰めたライアン・フラーフェンベルフ(Ryan Gravenberch)が加入後初ゴールを決めて先制すると、後半アディショナルタイムにジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)が追加点を奪取。これで開幕から2連勝とし、決勝トーナメント進出に前進した。

 アウェーのブライトンは前半の2分間で2点を失い、0-2とされて公式戦3連敗を喫するかに思われたが、三笘薫(Kaoru Mitoma)のお膳立てからパスカル・グロス(Pascal Gross)が1点を返して流れを引き寄せると、88分にはジョアン・ペドロ(Joao Pedro)のPKで同点に追いつき、欧州カップ戦で初の勝ち点を獲得した。

 同組は、アヤックス(Ajax、オランダ)と1-1の引き分けに持ち込んだAEKアテネ(AEK Athens、ギリシャ)が勝ち点4で首位。ブライトンは、マルセイユとアヤックスと1ポイント差の最下位となっている。

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)監督は試合後、「いいプレーができていない。今はチームとして非常に厳しい時期にある」としつつ、「前半を0-2で終えてこの反応は信じられない。それに関しては非常に満足している」と述べた。

 昨季のヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2022-23)を制したA組のウェストハム(West Ham、イングランド)はSCフライブルク(SC Freiburg、ドイツ)を2-1で下して2連勝とし、欧州カップ戦での連続無敗記録を17試合に伸ばした。

 G組のASローマ(AS Roma、イタリア)は、アンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)の2ゴールなどでセルヴェッテFC(Servette FC、スイス)に快勝し、2連勝を飾った。(c)AFP/Kieran CANNING