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【10月05日 KOREA WAVE】いわゆる「ロマンス詐欺」国際犯罪組織に加担し「調達策」の役割をしたとして詐欺罪に問われた韓国の男性(70)に対し、韓国水原(スウォン)地裁は先月29日、懲役1年の実刑判決を言い渡した。

ロマンス詐欺はSNSを通じて好感を表し信頼を得た後、金銭を要求する。通常、被害者に海外物件などの国内受取を頼んで通関費、運送費などを要求する詐欺手法だ。

男性は2021年8月ごろ、ロマンス詐欺の国際犯罪組織団体に該当する団体から「本人名義の口座に送金された金額でビットコインを購入し、暗号資産(仮想通貨)ウォレットに転送してくれれば3%の手数料と毎月4000ドルを与える」という提案を受けた。

2021年11月、「グラム」というアプリを通じて知り合った韓国の女性に、自身を「海外ガス会社に勤める韓国系外国人」と偽り、1年余り連絡を続けて信頼されるようになった。

その後、女性に「手紙とプレゼントが入っている小包を送ったが、手数料が350万ウォン」「小包を検査する過程で1億4000万ウォン(1ウォン=約0.1円)相当のドルが発見されたが、これは不法なので1800万ウォンを送らなければ法的に問題になる」と嘘をついた。

女性は2022年11月、男性名義の農協口座に900万ウォンずつ各々2回計1800万ウォンを送金した。男性はその金で仮想通貨を購入し、暗号資産ウォレットに転送したという。

裁判の過程で男性は「ボイスフィッシング犯罪に加担したり利用されたという事実は全く知らなかった」として起訴事実の一部を否認した。だが、地裁は犯行に至った経緯や犯行後の状況などに照らし合わせ、男性がボイスフィッシング犯罪の可能性があることを認識していたと判断した。

地裁は「いわゆるボイスフィッシング犯罪は組織的、計画的に不特定多数の被害者、特に経済的弱者からお金を詐取し深刻な経済的・精神的被害を起こす犯罪で社会的弊害が非常に大きい」として実刑を言い渡した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News