【10月4日 CGTN Japanese】8年にわたる工事を経て、インドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道が正式に開業しました。10月2日にジャカルタのハリム高速鉄道駅で開業セレモニーが実施され、出席したジョコ大統領が「開業ボタン」を押しました。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道は、インドネシアだけでなく東南アジアにとっても初の高速鉄道です。その建設は「一帯一路(Belt and Road)」共同建設の旗艦プロジェクトとして政府主導で進められてきました。

 インドネシアのブディ運輸大臣はこのほど、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ、CMG)記者のインタビューに応じ、ジョコ大統領がジャカルタ・バンドン高速鉄道を「Whoosh」と命名したことを明らかにし、「この名前はインドネシア文化において短時間、高効率、先進性を意味する」とした上で、同高速鉄道はインドネシアを代表する新たなシンボルになるだろうと示しました。「Whoosh」ことジャカルタ・バンドン高速鉄道は、インドネシアの首都ジャカルタと観光都市バンドンを結び、全長142.3キロ、最高運行時速350キロです。列車の運行は9月7日から始まっており、ジャカルタとバンドンの間の所要時間は3時間半から40分に短縮されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News