【10月4日 CNS】中国では中秋節と国慶節の重なりに、第19回アジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)の熱気が加わり、10月頭の大型連休の観光熱はひたすら上昇し、過去5年間で最も盛況な「ゴールデンウィーク」を迎えると予想されている。中秋節の前後には、各地の絶品グルメが次々と「新登場」し、連休中の「味覚ツアー」が人気を博している。

 今年の1〜8月、全国の飲食収入は前年比19.4パーセント増となり、飲食業はサービス小売業の活発な成長を代表する存在となっている。

 記者は、中国最大の生活総合プラットフォーマーの美団(Meituan)と中国最大の口コミサイト「大衆点評(Dazhong Dianping)」から、全国のレストランの店内飲食のオンライン予約量が2019年同期比で112パーセント増加したことを知った。昨年同期比で、中秋節の「だんらん」テーマの共同購入料理セットの注文量は90パーセント以上増加し、上海市、北京市、杭州市(Hangzhou)、南京市(Nanjing)、天津市(Tianjin)の5都市で「だんらん料理」の予約が最も多かった。

 特筆すべきは、今年は多くの飲食店がメニューやオンライン運営に力を入れていることだ。現在はちょうど秋の季節で、果物や野菜、魚介類の大豊作となり、ますます多くの旬の食材が全国各地の食卓に登場している。

 中秋節と国慶節の直前に、全国の2万以上の飲食店が月餅や上海ガニの共同購入商品を、美団を通じてオンラインにリリースし、多くの店舗がライブ配信や共同購入の配送サービスを開始した。これにより、ユーザーは共同購入の特別価格で、店舗で購入するだけでなく、自宅配送サービスも利用できるようになった。

 今年に入って以降、「食べ歩き観光」などのコンセプトが大流行した。この「二つの祝日」期間中、「食事」をきっかけに街を歩き回りながらグルメを楽しむことが、国慶節のゴールデンウィークの新たなトレンドとなることが見込まれる。

 データによると、中秋節と国慶節の連休が近づくにつれ、「グルメ」に関連する上位10の検索ホットワードのうち、7割以上が商業施設や商業地区に関連しており、「歩行街」「グルメ」に関連するキーワードの検索数は前年比で80パーセント近く増加したという。

 特筆すべきは、今年から、各地で特色ある街区や複合商業施設などの消費集積地を主要な拠点とし、科学技術を駆使して休日の消費形態が次々と豊かになっていることだ。中秋節と国慶節の期間中、多くの地方政府が推進する「楽活街区」プロジェクトが多くの人気商業地区に登場し、「食事・宿泊・交通・観光・ショッピング・エンターテインメント」の多様なシーンをテーマにしたイベントを企画し、消費の拡大・レベルアップに新たな空間を開拓している。(c)CNS/JCM/AFPBB News