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【10月04日 KOREA WAVE】韓国で昨年、小額窃盗事件など生計型犯罪の件数が激増し、2018年の約4万から昨年は約8万件と約2倍に増えたことが警察庁の資料でわかった。

年別では▽2018年3万9070件▽2020年5万4972件――などと着実に増え、2022年は8万666件に達した。

このうち1万ウォン(約1100円)以下の窃盗事件は増加傾向が際立ち、2018年の7956件から昨年は2万3787件と274%増になっている。

韓国には、社会的弱者の犯行について処罰より指導・啓発に重きを置いて減軽(減刑)などを審査する軽微犯罪審査委員会制度がある。

小額窃盗事件が大幅に増えたことで、委員会の審査対象や減軽決定人数も増加。警察庁の集計によると、2018~2021年まで6000人台だった減軽決定人員が昨年は8722人に増えた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News