【10月3日 AFP】ウクライナの首都キーウで先週末、ロシアによる侵攻後初となるフルマラソン大会が開催され、5000人以上が参加した。

 侵攻により昨年は、この大会を含め多数のイベントが中止された。だが、空襲が続く中で市民らが日常を求め、一部イベントは復活している。

 デニス・シュミハリ(Denys Shmygal)首相が先週、ウクライナの電力インフラ施設に対する攻撃が再開されたと警告する中での開催となった。

 参加者の一人、ブラダさん(32)は「あらゆる手を使って、もっと楽に過ごせるように努めなければならない」と話した。「スポーツが不安な気持ちや困難な状況に立ち向かう助けとなるのなら、やるべきだと思う」

 主催者によると、今年の大会参加者は5000人を超えた。収益の半分は、軍の装備品購入に充てられる。(c)AFP