トム・ハンクスさんら、AI生成「偽者」出演広告に注意呼び掛け
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【10月3日 AFP】俳優のトム・ハンクス(Tom Hanks)さんと米CBSのトーク番組の司会者、ゲイル・キング(Gayle King)さんが、人工知能(AI)で生成された自身の偽者が登場する広告にだまされないようファンに警告している。
ハンクスさんは1日、無許可で作成された自身のAI画像のコピーをインスタグラムに投稿し、「気を付けて」「私のAI画像を使って歯科治療の方法を宣伝する動画が出回っているが、私とは一切関係ない」と訴えた。
一方、キングさんは2日、自身が減量した「秘密」を知りたければリンクをクリックするよう呼び掛けるフェイク動画だとするものをインスタグラムに投稿。
「私はこの会社とは何の関係もない」「この製品について聞いたことも使ったこともない! こんなAI動画にだまされないで」と呼び掛けている。
ハリウッド(Hollywood)では、AI使用をめぐる映画関係者の権利保護が全米脚本家組合(WGA)によるストライキの争点の一つとなっていた。組合は先日、動画配信大手や製作スタジオと暫定合意を結んだが、俳優たちによるストライキはまだ収拾していない。(c)AFP