【10月1日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは30日、第7節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は1-2でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に敗れ、今季無敗の記録が途絶えた。

 プレミア史上初の4連覇を目指すシティが開幕6連勝を飾っていた一方、ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は6試合で勝ち点わずか4にとどまっていたが、この日は本拠地モリニュー・スタジアム(Molineux Stadium)でルベン・ジアス(Ruben Dias)のオウンゴールにより先制した。

 シティはフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)のゴールで追いついたものの、カウンターで常に脅威を与えていたウルブスは66分に黄喜チャン(Hwang Hee-chan、ファン・ヒチャン)が決勝点を挙げた。

 一方、勝てば首位浮上の可能性もあったリバプール(Liverpool FC)は、9人での戦いとなってトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に1-2で敗れた。

 カーティス・ジョーンズ(Curtis Jones)が退場処分を受けた後、孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)に先制点を許したリバプールは、コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)のゴールで追いついたものの、後半に入りジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)もレッドーカードを受けた。その後、後半アディショナルタイム6分まで耐えていたものの、最後はジョエル・マティプ(Joel Matip)がオウンゴールを献上した。この結果、シティが首位を守る中、勝ち点1差の2位には今季無敗を継続しているトッテナムが浮上した。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はホームのオールド・トラフォード(Old Trafford)でクリスタルパレス(Crystal Palace)に0-1で敗れ、プレミアでは最悪のシーズンスタートとなってエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督にさらなるプレッシャーがかかっている。

 ミッドウイークのフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2023-24)では3-0でパレスに快勝していたものの、ユナイテッドはまたもゴール前での切れ味を欠いて痛い黒星を喫した。

 アーセナル(Arsenal)は4-0でボーンマス(AFC Bournemouth)に快勝し、3位に浮上した。負傷で出場が危ぶまれていたブカヨ・サカ(Bukayo Saka)のゴールで先行すると、マルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)とカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)のPK、そしてベン・ホワイト(Ben White)のゴールで得点を重ねた。

 アストン・ビラ(Aston Villa)はオリー・ワトキンス(Ollie Watkins)のハットトリックなどで6-1でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に大勝。ルートン・タウン(Luton Town)はエバートン(Everton)を2-1で下し、プレミアでの初白星を飾った。(c)AFP