ウクライナ4州併合宣言から1年、ロシア首都で祝賀コンサート
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【9月30日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)が、ウクライナ東・南部4州の一方的な併合を宣言してから30日で1年を迎えた。前日の29日には首都モスクワ中心部の赤の広場(Red Square)で祝賀コンサートが開かれ、国旗を手にした大勢の市民が集まった。
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は28日、ロシアがウクライナのルガンスク(Lugansk)、ドネツク(Donetsk)、ヘルソン(Kherson)、ザポリージャ(Zaporizhzhia)を一方的に自国領だと主張してから1年が過ぎた30日を「再統一の日」とすると宣言した。
コンサート会場のステージとスクリーンには「一つの国、一つの家族、一つのロシア」のメッセージが掲げられた。司会者の1人が「ちょうど1年前、歴史的な正義が勝利した」「ロシアは自国を見捨てない。私たちは一つの国だ」と呼び掛けると、観衆は「ロシア」とシュプレヒコールを上げた。(c)AFP