ナポリがオシムヘン嘲笑動画を投稿、代理人は法的措置辞さない構え
発信地:ローマ/イタリア
このニュースをシェア
【9月28日 AFP】イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)が、先週末に行われたボローニャ(Bologna FC)とのリーグ戦でPKを外したヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)を嘲笑する動画をクラブの公式ソーシャルメディアに公開したことを受け、同選手の代理人は27日、法的措置を取る可能性を示唆した。
動画投稿アプリのティックトックには、オシムヘンがPKを失敗し、甲高い声で「ペナルティーをちょうだい」という音声が加えられた動画が投稿されたが、後に削除された。
代理人のロベルト・カレンダ(Roberto Calenda)氏はこれに激怒し、「ティックトックのプラットフォームのナポリ公式プロフィールで本日起きたことは容認できない。ヴィクターをあざける動画がまず公開され、その後遅ればせながら削除された」「われわれはヴィクターを守るべく、法的措置や有益な措置を取る権利を留保する」と述べた。
オシムヘンは昨季、公式戦31得点を挙げてナポリを1989‐90シーズン以来のリーグ優勝に導き、チームの象徴となっていた。今季序盤はチームが苦しむ中で自身も苦戦しているが、それでも27日に行われたウディネーゼ(Udinese)戦でもゴールを挙げるなど、公式戦7試合で4ゴールを決めている。
今夏にはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の獲得候補にも挙がったオシムヘンは、現行契約の満了が2025年6月となっており、ナポリと契約延長の交渉を行っている。(c)AFP