【9月27日 AFP】第19回アジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)は26日、eスポーツ『アリーナ・オブ・ヴァラー(Arena of Valor)』の決勝が行われ、中国が2-0でマレーシアを下して同競技初の金メダルを獲得した。

 eスポーツは今回のアジア大会で初めて正式競技として採用され、五輪での採用へ向けて大きな一歩を刻んだとみなされている。スマートフォンゲームの『アリーナ・オブ・ヴァラー』の他には、『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』『EA Sports FC』など7タイトルでメダル争いが行われる。

 競技の人気を示すかのように、eスポーツは今大会の実施競技では唯一、チケットの事前オンライン抽選が直接販売に先駆けて行われた。

 初のメダル獲得国はタイで、『アリーナ・オブ・ヴァラー』の3位決定戦でベトナムを下して銅メダルを獲得した。(c)AFP