中国の「即時小売り」、1兆元規模の市場形成へ
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【9月27日 Xinhua News】中国商務部国際貿易経済協力研究院電子商取引研究所はこのほど、「即時小売り業界発展報告(2023)」を発表した。中国ではここ数年、「即時小売り」が年平均50%以上の伸びを維持している。22年の市場規模は5042億8600万元(1元=約20円)で、25年にはその3倍に拡大する見通しだ。
「即時小売り」とは、オンラインで即時に注文を受け付け、オフラインで即時に商品・サービスを提供する小売り業態を指す。地元の店舗の供給が地元の需要を満たすこの業態は、1兆元規模のデジタルサービスを生むとされ、夜間経済(ナイトタイムエコノミー)の繁栄を促し、便利な「15分生活圏」の拡大を後押しする効果が期待されている。(c)Xinhua News/AFPBB News