【9⽉25⽇ Peopleʼs Daily】中国では電気自動車(EV)などの新エネルギー車が重要な役割を果たすようになった。さらに「車・エネルギー・道路・クラウド」が融合発展する産業生態の将来性が広がっている。

 まずは「スマートカー」のためのエネルギーが必要だ。中国の自動車メーカーと電池関連企業は充電と電池交換の組み合わせ、太陽光発電と蓄電、電池充電の一貫性、高圧急速充電などの技術とビジネスモデルの革新を協力して進めている。しかし充電とバッテリー交換の不便さは今も悩みの種だ。関連企業は技術開発を加速し、充電やバッテリー交換のインフラをさらに改善し、「走行距離の不安」の解決を目指して励んでいる。

 車両用動力電池技術の向上は、コストの低減をけん引する。また、新エネルギー車は移動するエネルギー貯蔵体でもあり、太陽光発電や風力発電の不安定で変動しやすい問題の軽減にも役立つ。「スマートカー」と「信頼できるエネルギー」が互いに促進し合い、協同発展することは、エネルギー革命の推進に有利だ。

 新エネルギー車をよりスマートにするには、「スマート道路」と「クラウド」が欠かせない。中国では2022年に、自動運転補助システムを搭載したコネクテッドカーの新車販売台数が前年比45.6%増の700万台で、新エネルギー車支援自動運転システムの搭載比率は48%に達した。かつて自動運転技術は、ミリ波レーダーやライダー(LiDAR)など、自動車側に依存する部分が多かったが、すでに外部からの補助システムも併用するように進化しつつある。「スマート道路」を建設し、車と道路の協働を実現することで、自動運転をより高度化できるほか、道路交通の総合的な管理能力を高めることができる。これらすべての実現には、「リアルタイムのクラウド」が欠かせない。一体化型開放データ公共サービスプラットフォームとクラウド制御プラットフォームを構築し、車載端末、道路側スマート施設、第三者コネクテッドカー応用プラットフォームに対して高並列接続、リアルタイム計算、アプリケーションホスティング、データ開放、意思決定制御などのサービスを提供して、高度な自動運転を強力なデータと計算力で支援するわけだ。

「車・エネルギー・道路・クラウド」が融合発展する産業生態を構築することは、体系的プロジェクトだ。中国では、産・学・研・ユーザーの境を越えた協力により、車両用チップ、OS、高精度センサーなどの技術の難関が突破されつつある。同時に、政策体系が絶えず改善され、監督管理と公共サービスが形成されつつある。各方面が力を合わせ、新エネルギー自動車産業の質の高い発展を着実に推進すれば、交通がよりスマートになり、移動がより便利になるはずだ。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News