インテル・マイアミ、メッシが前半途中で交代も4発快勝
このニュースをシェア
【9月21日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は20日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミ(Inter Miami)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)が前半途中に交代したものの4‐0でトロントFC(Toronto FC)に快勝し、プレーオフ進出へ望みをつなげた。
2‐5で敗れた16日のアトランタ・ユナイテッド(Atlanta United)戦を「筋肉の疲労」により欠場していたメッシは、この日先発に名を連ねたものの、違和感がある様子で37分にピッチを後にした。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でメッシのチームメートだったジョルディ・アルバ(Jordi Alba)も、メッシが交代する2分前にピッチを退いていた。
マイアミのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、両選手が24日に行われるオーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)とのマイアミ・ダービーを欠場すると述べ、27日のUSオープンカップ(2023 Lamar Hunt U.S. Open Cup)決勝、ヒューストン・ダイナモFC(Houston Dynamo FC)戦の出場も不透明だと続けた。
影響力が強いスター選手を失うという打撃を受けたものの、マイアミはハーフタイム直前にファクンド・ファリアス(Facundo Farias)が強烈なボレーシュートで先制点を決めると、メッシとの交代で投入されたロバート・テイラー(Robert Taylor)が2ゴール、1アシストの活躍を見せ、東カンファレンス最下位のトロントを一蹴した。
これで13位に浮上したマイアミは、プレーオフ進出ラインの9位につけるウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)監督率いるD.C.ユナイテッド(D.C. United)との勝ち点差を5とした。さらに、マイアミの消化試合数はD.C.ユナイテッドより2ゲーム少なくなっている。(c)AFP/Simon EVANS