【9月20日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)の改革を求めてストライキを表明していた同国女子代表の選手の大半が、チームへの復帰に合意した。スペインスポーツ評議会(CSD)の会長が20日、明かした。

 女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)を制したスペイン代表のメンバーらは、RFEFのルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)前会長がW杯決勝後に選手の唇にキスをした問題で辞任した後、連盟内のさらなる変革を求めてストライキを起こしていた。

 今週行われるUEFA女子ネーションズリーグ(UEFA Women's Nations League)へ向けた招集メンバー23人のうち19人もストライキに参加していたが、罰金やライセンス停止などの処分を科される可能性を恐れ、合意発表の直前に行われた練習にも出席していた。その後、数時間にわたる交渉の末、合意がなされた。

 CSDの会長によれば、21日中に合意に正式な署名が行われる予定。また、招集メンバーのうち2人は代表活動の継続を拒否しているが、処分は科されないという。(c)AFP/Rik Sharma