【9月20日 AFP】昨年のAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2022)を制したJリーグ1部(J1)の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)が、サポーターの暴力行為などで、来年度の天皇杯(103rd Emperor's Cup)の参加資格を剥奪された。

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 浦和は8月2日に行われた天皇杯4回戦で名古屋グランパス(Nagoya Grampus)に0-3で敗れた後、一部のサポーターが柵を破壊したり、警備スタッフに暴力を振るったり、相手チームのサポーターを威嚇したりした。

 これを受け、日本サッカー協会(JFA)の規律委員会は19日夜、浦和に前代未聞となる1シーズンの天皇杯参加資格剥奪の処分を科した。JFAは8月末の時点で、浦和のサポーター17人を国内の試合を対象に無期限入場禁止処分とするとしていた。

 浦和のサポーターは過去にも問題を起こしており、2014年には「Japanese Only」と書かれた横断幕を掲げ、リーグから1試合の無観客試合を命じられていた。(c)AFP