【9月23日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ハミ市の五堡鎮は、ハミ市街地から約90キロ離れている。付近にはヤルダン地形が城跡や殿堂、仏塔、碑のように見える場所があり、吹きつける風が怒り狂う鬼神やけもの叫び声に聞こえることから「魔鬼城」と呼ばれる。壮大で神秘的な景色は訪れる人を魅了する。

 魔鬼城内のエスケシャル古堡はウイグル語で「古びた城」を意味し、3千年余りの歴史を持つ。敦煌からトルファンに至る500キロの砂漠の道で唯一の人類活動を証明できる遺跡であり、かつてはシルクロード上の重要な宿場とされ、玄奘(三蔵法師)がインドへ行く途中で最初に到達したシルクロードの宿場と伝えられる。

 ヤルダン地形は発育の中期段階で、南側は風化により絶壁となっており、東と北には石柱などが林のようにそそり立つ。西側は風化が大きく進みラッパのように口を開いた地形になっている。

 エスケシャル古墳遺跡は、古堡の北東約200メートルの砂丘の尾根にあり、墓は分布密度にむらがあり、不規則に並んでいる。1999年に実施された緊急発掘調査では32基を発掘し、ミイラ3体と遺物130点余りが出土。放射性炭素年代測定では3200年前とされ、商周時代の青銅器文化遺跡と推測される。ハミ翼竜動物群と立体形状を維持した世界初の翼竜卵の化石も見つかり、世界で分布面積と埋蔵量が最大の翼竜化石地であることが証明されている。(c)Xinhua News/AFPBB News