杭州アジア大会開会式、「デジタル花火」で環境保護の理念伝える
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【9月19日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)で行われる第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の開会式では、実物の花火を「デジタル花火」に置き換えることで環境保護の理念を伝える。大会関係者が17日、明らかにした。
開幕式の総監督と総合プロデューサーを務める沙暁嵐(Shen Xiaolan)氏は「デジタル花火」に置き換えた理由について、同大会には「簡潔、安全、精彩」という原則があり、世界が注目する開会式で環境保護の理念を伝えるためだと説明した。
開会式ではデジタル技術を通じてきらびやかな花火を観衆の前に出現させ、特にテレビ視聴者向けには本物と遜色ない効果を届けるという。また、カメラの位置によってさまざまなアングルの花火が見られるとし、「通常は顔を上げて花火を見るが、テレビでは上から下へ俯瞰することができるため、バーチャル技術で生み出した花火はより美しく見えるだろう」と語った(c)Xinhua News/AFPBB News