【9月17日 AFP】ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の武装蜂起が6月に失敗して以降、消息が分からなくなっていた航空宇宙軍のセルゲイ・スロビキン(Sergei Surovikin)前総司令官のアルジェリアで捉えられた画像が15日、同国メディアに登場した。

「ハルマゲドン将軍」の異名を持つスロビキン氏は8月、航空宇宙軍の総司令官を解任された。同氏はワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏と親しかったとされる。

 ロシアのメディアは15日、アルジェリア北西部オラン(Oran)のアブデルハミド・ベン・バディス・モスク(Abdelhamid Ben Badis Mosque)で撮影されたスロビキン氏のフェイスブック画像を報じた。同氏は、ロシア軍人やイマーム(イスラム教指導者)と共に捉えられている。

 アルジェリア訪問の理由については記述がなく、ロシア政府も公式コメントを出していない。(c)AFP