日本代表ジョセフHC、イングランド戦ではキックの猛攻警戒
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【9月16日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)に臨む日本は、17日に仏ニース(Nice)で行われるプールD第2戦でイングランドと激突する。
日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は15日、イングランド戦の先発メンバーを発表し、42-12で大勝した初戦のチリ戦から4人を入れ替えた。新たな先発にはHO堀江翔太(Shota Horie)、FLピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)、主将でナンバー8の姫野和樹(Kazuki Himeno)、そしてCTB長田智希(Tomoki Osada)が名を連ねている。
現役時代にはオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のナンバー8としてプレーしていたジョセフHCは、イングランドが日本に猛攻を仕掛けてくると予想しており、「かなりのプレッシャーをかけてくるだろう。彼らのゲームで大部分を占めるのはキックだ。自分たちはとてつもないプレッシャーの中でも、そのボールをキャッチできるようにしなければならない」と警戒した。
一方、14日に行われたプールAの試合で、ウルグアイがフランスに13-27で敗れながらも躍動感を示したことにも言及し、「ティア2のチームにとっては刺激になっている」と述べた。
「イングランドは自分たちのやり方でプレーすると手ごわい。彼らはW杯でほかのチームとは別のプレーを仕掛けてくるし、試合をコントロールすることに長けている」
「彼らはキッキングゲームとセットプレーを支配する。ティア2のチームにとってそれは常に高い壁だ」 (c)AFP/Luke PHILLIPS