モロッコ地震、被災した建物の再建支援へ
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【9月15日 AFP】モロッコ政府は14日、先週起きたマグニチュード(M)6.8の地震で被災した建物約5万件の再建と被災者の居住を支援するプログラムを開始すると発表した。
モロッコ史上最大となった地震は8日、観光拠点マラケシュ(Marrakesh)の南方に位置するアルホウズ(Al-Haouz)を震源に発生。3000人近くが死亡、5600人以上が負傷した。
王室は国王モハメド6世(Mohamed VI)が議長を務めた会議の後に声明を発表。地震で全壊または半壊した建物と住民を対象とする支援の第1段階として、家を失った人の仮設住宅や避難施設への入居を進めていくと述べた。
また全壊した家屋には14万モロッコ・ディルハム(約200万円)、部分的な再建には8万モロッコ・ディルハム(約110万円)の支援を打ち出した。
今回の地震ではアトラス山脈(Atlas Mountains)の麓の村が多数、壊滅的な被害を受けた。家を失った人の全体数は明らかになっていない。(c)AFP