【9月14日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は14日、金正恩(Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記がロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に訪朝を招請し、プーチン氏は受け入れたと伝えた。

 KCNAによれば、前日のロシア極東ボストーチヌイ宇宙基地(Vostochny Cosmodrome)での首脳会談で、金氏はプーチン氏に対し「都合のいい時期」に北朝鮮を訪れるよう求めた。

 プーチン氏は招請を快諾。「ロシア・北朝鮮友好の歴史と伝統を堅持していく意志を確認した」という。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する西側諸国は、両首脳は北朝鮮からロシアへの武器供与で合意するのではないかと警戒していた。会談で金氏はプーチン氏に対し、ロシアが何か国もの敵を前に「偉大な勝利」を収めることを確信していると語った。

 一方、プーチン氏は記者団に、北朝鮮との軍事協力の「可能性」があると述べた。同氏はこれに先立ち、北朝鮮の人工衛星開発を支援する意向を表明していた。

 映像は13日撮影・提供。(c)AFP