【9月12日 Xinhua News】中国有人宇宙プロジェクト弁公室は11日、宇宙貨物船「天舟5号（Tianzhou-5）」が予定の任務をすべて完了し、同日午後4時46分（日本時間同5時46分）に宇宙ステーションから分離したと発表した。

　天舟5号は現在、自律航行中で、12日に再び制御を受けて大気圏に再突入する。宇宙船の大部分は再突入時に燃え尽きるが、少量の残骸が南太平洋の指定された安全海域に落下する。

　天舟5号は2022年11月12日、神舟15号の3人の宇宙飛行士の宇宙ステーション滞在中の消耗品や推進剤、実験装置などを積み、海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げられた。23年5月にはステーションから一度分離し、軌道上で33日間の自律航行を行い、再度ステーションにドッキングしていた。(c)Xinhua News/AFPBB News