モロッコ地震、4か国から救助隊受け入れ 死者2100人超に
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【9月11日 AFP】マグニチュード(M)6.8の地震被害への対応でモロッコ政府は10日、第1陣として4か国からの救助隊を受け入れると発表した。
同日夜に更新された公式発表によると、地震による死者は2100人を超えた。
同国内務省は「現時点で」スペイン、英国、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)からの「救助チームの派遣」を受け入れたと述べた。
同省は、多くの国が支援の提供を申し出ているが、「調整不足の状況では逆効果となる恐れがある」として、まずは4か国に限定したとし、さらなる受け入れについては状況を注視しながら検討するとしている。
カタールでは10日夜、支援物資を積んだ飛行機がドーハ郊外のアルウデイド空軍基地(Al-Udeid)飛行場を飛び立ったとAFP記者が伝えた。
スペインの国防省は、救助隊員86人と捜索救助犬8匹を派遣すると発表した。(c)AFP/Joshua Melvin with Ismail Bellaouali in Rabat