ロシア無人機の残骸、ルーマニアでまた発見か
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【9月10日 AFP】ルーマニア国防省は9日、ウクライナとの国境付近でロシアの無人機のものとみられる残骸を新たに発見したと発表した。
同省は、海軍部隊が地元当局からの情報提供を受けて東部トゥルチャ(Tulcea)県プラウル(Plauru)一帯を捜索したところ、「ロシア軍が使用しているものに類似した無人機の一部残骸が見つかった」としている。
これを受け、クラウス・ヨハニス(Klaus Iohannis)大統領は北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長に報告するとともに、X(旧ツイッター〈Twitter〉)で「領空侵犯」だとして非難した。
ストルテンベルク氏もXに投稿し、NATOへの攻撃意図は見受けられないとしながらも、無人機攻撃は「不安定化」をもたらすと警告した。
ロシアは3日夜、ウクライナ南西部イズマイル(Izmail)港を攻撃。その後、ルーマニアでは今回残骸が見つかった場所から数キロ離れた地点で、やはり無人機の一部とみられるものが見つかっていた。(c)AFP