【9月10日 AFP】モロッコで8日に発生したマグニチュード(M)6.8の地震で、同国内務省は9日、これまでに2012人が死亡、2059人が負傷したと発表した。うち、1404人が重体だという。

 死者は、震源地のアルホウズ(Al-Haouz)で1293人、同じく大きな被害が出たタルーダント(Taroudant)で452人確認された。

 現場ではより多くの当局者を動員し、救助および負傷者の避難が続けられている。

 米地質調査所(USGS)によると、地震は8日午後11時11分(日本時間9日午前7時11分)に発生。震源地は観光地マラケシュの南西72キロの地点だった。

 被害規模は同国で過去数十年に起きた地震で最悪となっており、当局は3日間の服喪期間を宣言した。

 映像は9日撮影。(c)AFP