【9月8日 CGTN Japanese】国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)は甘粛省(Gansu)敦煌市(Dunhuang)で7日に開催された無形文化遺産の持続可能な開発を促進するフォーラムで、敦煌研究院および常書鴻(Chang Shuhong)氏、段文傑(Duan Wenjie)氏、樊錦詩(Fan Jinshi)氏に傑出した貢献賞を授与しました。

 ユネスコの関係者によれば、「世界文化・自然遺産保護条約」の採択50周年を記念して、敦煌研究院や樊錦詩らがユネスコの世界遺産である莫高窟の保護に貢献したことを表彰するため、この賞を授与したとのことです。

 敦煌莫高窟に現存する壁画4.5万平方メートル、彩色造形物2000体以上はシルクロードの多文化の結晶であり、1987年に「世界遺産リスト」に登録されました。敦煌研究院では、常書鴻氏、段文傑氏、樊錦詩氏を代表的人物として、何世代にもわたって世界文化遺産である莫高窟を志を変えず守り続け、世界に莫高窟の美を共有させてきました。

 無形文化遺産の持続可能な開発を促進するフォーラムはユネスコ、世界銀行、甘粛省人民政府が共催する第6回シルクロード(敦煌)国際文化博覧会のイベントの一つです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News