【9月7日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第17シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)覇者で第9シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を6-1、6-4で破り、準決勝に進出した。

 全米オープンでは2017年に準優勝を経験しているキーズは次戦、第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と対戦する。

 敗れたボンドロウソバは、7月のウィンブルドンで史上初となるノーシードでの女子シングルス制覇を果たしたが、この日は9本あったブレークチャンスを一本も取れなかったのが響いた。

 キーズは対照的にすべてのブレークポイントをものにし、自身6度目の四大大会(グランドスラム)準決勝へ駒を進めた。

 試合後には母国の観客の応援が力になり、9本あったブレークピンチで踏ん張ることができたと感謝し、ウィンブルドン準々決勝では敗れたサバレンカとの対戦に向けては「強打の応酬になる。長いポイントは多くないと思う。引き締めて、できるだけ多く返球していきたい」と語った。(c)AFP