【9月7日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(Huawei、ファーウェイ)は4日、サウジアラビアの首都リヤドで華為雲(ファーウェイクラウド)サミット・サウジアラビア2023を開いた。会場では、ファーウェイクラウドのリヤドクラウドセンターのサービス開始が発表された。サウジのデジタルエコノミーの成長をサポートする。

 リヤドクラウドセンターは、中東と中央アジア、アフリカにおける同社クラウドサービスの中核を担う。インフラやデータベース、コンテナ、ビッグデータ、人工知能(AI)サービスを含むフルスタックのクラウドサービスを提供し、各業界・業種のニーズに応える。

 ファーウェイは、今後5年間でサウジの開発者を20万人に増やし、現地パートナー企業千社との共同ソリューションを構築していく方針も発表した。ファーウェイクラウド・スタートアップ計画を打ち出し、現地のスタートアップ企業2千社の起業の夢実現をサポートする。

 ファーウェイクラウドは現在、世界170カ国・地域余りの顧客にサービスを提供している。(c)Xinhua News/AFPBB News